こんにちは、ライフ盛岡スタッフです。
今回はFDメンバー(障害者)が書いてくれた記事を投稿します。
こんにちは、ライフ盛岡メンバーです。
このブログでは時に、人とのつながりのありがたさ、大切さ、
などに触れることがありますが、つい先日、そのことを改めて感じる出来事がありましたので書こうと思います。
私は先日、勉強していることの研修に山梨県に行って参りました。
その際、ちょうど東京ー山梨(甲府)間の通り道でしたので、昔、住んでいた八王子市に顔を出してまいりました。
その日はちょうど、私が向こうにいたころ、深く関わっていた知的障がい者福祉の法人で、
「選択カルチャー」というある発表会に向けた様々な分野に分かれての練習がありましたので、
楽しみにしていきました。
八王子の法人に行くと、それは歓迎を受けました。スタッフ、メンバー(もう9年も前に関わってましたので、
だいぶメンバーやスタッフの顔ぶれに変動もありましたが)ともに温かく迎え入れてくれ、とても嬉しかったです。
中には本当に仲が良かったり、当時私が一緒にヘルパーとして外出介助をしていたメンバーも
まだ残っていますが、その人たちは当時の事を「あの時楽しかったね」と話しかけてきてくれたり、
今、どんなヘルパーの方と出かけて楽しんでいるのかなどを話してくれ、本当にこちらとしても
元気そうな様子にほっとしました。
発表会にむけた練習はダンスを見学し、少し一緒に踊ったりもしました。昔からのメンバーも
私が去ってから入ったメンバーも本当に楽しそうで「ああ、この法人のいい所はかわらないんだなあ・・」
と安心しました。また改めて思ったのは、「ダウン症」の人はとりわけリズム感がよく、一緒にいて本当に
楽しい人が多いという事と、私は今までの人生、大変な時期もありましたが、実はかなり人との出会いに
恵まれていたのだなあ・・ということでした。
結論を言うと、「自分は不幸だ」と思い込んでいた時期もありましたが、人間というものは見方を変えれば
人とのつながりなど本当に希望に満ち溢れていることが多い。それを痛感しました。
この日の八王子は暑くそこが少し残念な所ではありましたが、研修に行く前に大切なことに改めて気づく
ひと時を持つことができ、本当に良かったです。みなさんも、たまに昔、一緒だった人の事など思い出し、
連絡を取ってみるのもいかがでしょうか。