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皆さんこんにちは、ライフ盛岡スタッフです。
今回はFDメンバー(障害者)が書いてくれた記事を投稿します。
こんにちは、ライフ盛岡メンバーです。
突然、僭越(せんえつ)なことをかきますが、
人は、決して、一人では生きていけません。
頭では解っていることですが、私も含めなかなか実感することの少ないことです。
先日、鑑賞した映画で、そのことを改めて感じました。
それは、戦前の中学野球(現在の高校野球)ものの映画でした。
戦前は「台湾」も日本の領土だった時代が長くあり、その関係で台湾からも「甲子園」に代表が送り込まれていました。
ですが、ある年、それまで台湾でも1勝すらしたことのなかった野球部が情熱的な監督の就任で野球に対する姿勢から生まれ変わり、甲子園に進出すると、甲子園でも当時の名だたる強豪を次々破って決勝まで進出する・・・という話でした。
野球好きな私としてはこれだけの内容でも十分満足でしたが、私を感動させてくれたのは、そちらより、隋所に描かれる「チームの絆」でした。
特に私が落涙しそうになったのは、決勝戦で台湾の学校のエースが指を負傷し、劣勢を強いられている時、外野手なども大きな声を出して盛り立て、その光景が甲子園の大観衆の胸を打ち、敗れたにも関わらず台湾の学校に大きな拍手と歓声がわき起こる・・というものでした。
私はあれを見て、「ああ、いつの時代も、仲間とひとつのことに向かう光景は素晴らしいなあ」
と思いました。
また、このチームは当時甲子園に来る台湾代表としては珍しかったらしいのですが、日本人と台湾人の「混成チーム」で、インタビューで人種差別的な発言をした記者に対し日本人選手が本気でかばうなど、本当に「固い絆」で結ばれたチームだったのだなあと思いました。
私自身も、今、いろいろな仲間に恵まれておりますが、「足るを知る」の心で、常に周りに感謝しながら、一つ一つ目標に向かっていきたい。
そう思った、ある日の映画鑑賞でした。
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