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こんにちは、ライフ盛岡スタッフです。
今回はFDメンバー(障害者)が書いてくれた記事を投稿します。
こんにちは、ライフ盛岡メンバーです。
私が、将来目指していることがあり、勉強していることはこのブログでも何度も触れてきました。
いわば「精神障がい者ピアサポーター」を目指しているのですが、
それに必要になってくるツールの一つに「WRAP(元気回復行動プラン)」と言うものがあります。
一言で言えば、心に病を持った人などが「自分のトリセツ(取扱説明書)」
を作るというもので、主にワークショップを通して学びます。
そして私は、このワークショップのファシリテーター(進行役)の資格を持っていて、
ワークショップの運営にも何回か関わってきました。
そして先日の週末、岩手県沿岸の宮古市でワークショップが2日間に渡って開催され、
私も「有償スタッフ」として行って参りました。
金曜日、仕事を終えると、会社近くの親類宅に母に来てもらって、私服に着替えてからバスで宮古へ。
実は震災後、東北の太平洋沿岸に行くのは初めてでしたが、私が3日間過ごした宮古の中心部は仮設住宅などもなく、
静かな日常が平面上は営まれておりました。
しかし、開催前日の金曜日から大変な状況で・・
あまりにも運営する上で決まっていないことが多過ぎ、
打ち合わせが紛糾してついに日付を超える事態になりました。
それでもすべて万全とはいかず、研修中の昼休みなどにつどつど打ち合わせしておりました。
さて、肝心の研修本番ですが、結局、30人近い参加者を3つのグループにわけ、
そのグループ事に2人の「ファシリテーター」と1人の「サポーター」がつくという形になりました。
私自身は当初の予定通りサポーター、という事で落ち着きました。
大まかにいうと初日は「WRAPの概要」のようなことをやって、
2日目に踏み込んだ中身の事(・・に対応するプラン)をやりました。
いろいろな人が来ていましたが、全体的にみなさん温かい人たちで、
みなさん、ほとんどの人がその場を楽しんでいて下さっているようで、それはとても嬉しかったです。
私は、このWRAPというものは、既に大体の事はわかっているし、
さらにサポーターの仕事をしなければならない状態だったので、
ほとんど模造紙に向かってみんなの声を書いている状態だったのですが、
もっとも印象に残ったのはみんなで作り上げた「標語」。
みんなでどういうものがその場に必要なのかという事を出し合い、その結果ある人の意見によって出たものが
「人は十人十色、それでも共感できる」という標語でした。
私は、この標語に強く共感しました。
「みんなちがって、みんないい」という言葉で知られる金子みすずを尊敬する私としては、
この標語には大変強く共感したものです。
また私自身としては「この場に大切なもの」に
「ゆいまーる」(沖縄の言葉で助け合い、の意味)というのを書いたのですが、
その精神に通じる出来事もありました。
私が、矢継ぎ早にくる参加者の言葉を書きとめるのに苦労していると、
参加者の一人が手伝って下さったのです!
あれによりどれだけ助かったか解りません。本当に感謝です。
いずれにせよ、全体をみる「ファシリテーター」の人が随所に気を利かせてくれたこともあり、
他にも「夢」「慈愛」などの美しい響きを持った言葉がその場に定着し、
大変すばらしい場となりました。
初日夜は懇親会で楽しいひと時も過ごせ、帰りも送ってもらう車中で仲間と語らい、
大変な事もいろいろあったけど素晴らしい研修のお手伝いでした!!
これからも「心のリカバリー」に関する活動に積極的に関わり、夢に近づいていきたいと思います!
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