「IT研修」の準備を通して！

こんにちは、ライフ盛岡スタッフです。
今回はＦＤメンバー（障害者）が書いてくれた記事を投稿します。


こんにちは、ライフ盛岡メンバーです。

ライフ盛岡第一事業所では、昨年の11月から「IT研修」という、
13時から10-15分ほどを使って、ITや医療・福祉など、
業務に関わることを中心に発表する時間が始まったことは、
以前から何度もこのブログで取り上げているところです。

そして、今までは「A型社員」だけが担当していたこの研修ですが、
4月（新年度）より「就労移行生」も担当することになりました。

そして、いろいろあって「トップバッター」は私が務めることになりました。
私は、人前で話す機会は今まで何度となくありましたし、
現在はそういう勉強をしていることもあって、
物凄い苦手意識というものはありません。
しかし、やはり入る前は凄く緊張するものです。
その緊張を少しでも和らげるため、綿密に準備してから臨むことにしました。

お題は、「広汎性発達障がいについて」です。
私自身、この障がいの当事者で、とても人間関係などで苦労してきました。
その経験などを踏まえ、「広汎性発達障がい」の定義や、
知的障がいが無い場合の「高機能PDD」の場合は、
1980年代よりしばしば認知されるようになったという事などを調べました。

後半は自分を「サンプル」に話を進めましたので、
この障がい全体に関して新たな理解が深まったことは
そんなに多くないと感じていますが、
一つ、あの有名な「アスペルガー症候群」なども含めて、
現在は「自閉症スペクトラム」という一つのくくりに入る場合が多いという新たな知識は増えました。

そして最後に（最後、といっても後半部分はずっとでしたが）
自分の事を引き合いにこの障がいの特徴についてお話させて頂きましたが、
私自身発表の日の午前中、身内に急な不幸があり、
昼休みに病院で最後のお別れをするなど慌ただしく、事前の準備を完全には出来ませんでした。
私自身のことをもとにこの障がいについて伝えることが出来、いい経験になったと思っています。

次回は、もっと状態が万全な時に、お題はまだ決まっていませんが、
またしっかり調べ、しっかりとした発表を行いたいと思います。
今週以降も、金曜日に、続々と、「移行生」の発表があります。