介護老人施設 見学！

皆さんこんにちは、ライフ盛岡スタッフです。
今回はＦＤメンバー（障害者）が書いてくれた記事を投稿します。


こんにちは、ライフ盛岡メンバーです。

先日、就労移行生数人で、盛岡市内の介護老人保健施設（老健）の
見学に行かせていただく機会があり、私も参加してきました。
いうなれば、ライフ盛岡の就労支援の一環です。

私自身の事でいえば、若い頃、知的障がい者福祉の仕事をしていましたが、
「外出支援の仕事や今後のことを考える上でも大いにプラスになる」と、
当時、お世話になっていた方に勧められた事もあり、
「ホームヘルパー2級」の資格を取ったので、
実習などで介護老人施設は訪れたことがあり、
またもう亡くなりましたが身内に「特養」に入所していた人もいて、
お見舞いに行った時などにその雰囲気を味わってはいました。

そして今回、知的障がい者福祉の仕事の限りない夢にあふれた所から一度、
「夢も希望も持てない。自分みたいな出来損ないは、
一生作業所に行けるだけ幸せと思いながら過ごすしかない！」と思っていた
数年の時を経験し、ようやく将来に向けて展望が持てるようになった今、
あくまで目指すところは「精神障がい者ピアサポーター」なれど、
いろいろな福祉の形をもう一度確認しておいて損はない。
そう思い参加致しました。

見学は、非常に有意義でした！
職員の方が非常に丁寧に説明しながら案内して下さり、
おおまかにいうと「デイケアの空間」と「入所されている方々の空間」があり、
それも「介護度」ごとにフロアが分かれていたのですが、
分かりやすい説明で私達の質問にも明快に答えてくださいました。

入所している方々も私達があいさつをすると
とても明るくあいさつを返して下さる方が多かったです。
何か、こちらまで嬉しくなりました。
廊下には、季節のイベントなどで入所されている方が作ったもの、
またイベントの時の皆さんの活き活きとした表情の写真などが沢山飾られており、
どんなにお年をとられても心は元気な人が多いんだな・・と思いました。

一方、実際の介護の現場なども少しながら目の当たりにし、
職員の方から資格や夜勤、腰を悪くする人もいること、
そして「介護の仕事は、あくまで‘利用者目線‘でないと
いけないんですよ」というような心構えも教えていただき、大変勉強になりました。
私が目指している対人的な仕事にはそのまま通じる心構えだと思います。

今から考えると、もっと聞いておいてもよかったかな、
と思いましたが、大変勉強にそして参考になる老健見学でした。
また、同様の機会があれば、参加したいです。