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こんにちは。ライフ盛岡スタッフです。
今回は、岩手独特の建築住宅・南部曲がり家をご紹介します。
今回は、岩手独特の建築住宅・南部曲がり家をご紹介します。
南部曲がり家とは、旧盛岡藩領、特に盛岡市周辺や遠野盆地を中心に多く見られる、
母屋と馬屋が一体となったL字型の住宅です。
一般的に東側が台所で、南側に馬屋が突出します。
馬屋の屋根には破風があり(入母屋)、かまどや炉でたく煙はそこから排出され、
このため馬の背や屋根裏の乾し草を乾かすことができます。
このため馬の背や屋根裏の乾し草を乾かすことができます。
南部曲り家は、
(1)寄せ棟が多い
(2)平入り(長方の家屋の長径の側に入口がある)である
(3)棟(屋根)は母屋より馬屋が一段と低い
(4)曲がりの部分は母屋より小さく、馬屋になっている
以下代表的な南部曲がり家を紹介します。
県内の代表的な南部曲がり家
[千葉家]
遠野市街地の西、国道396号線沿いの高台にある、今から200年ほど前に建てられた
曲り家です。かつては、作男の15人を含め25人の家族と馬20頭が同じ屋根の下に
生活していたこともあるといいます。
曲り家です。かつては、作男の15人を含め25人の家族と馬20頭が同じ屋根の下に
生活していたこともあるといいます。
現在は、家人が生活している住居部分を除き一般公開されています。
馬屋部分では、民具資料などを見ることもでき、
遠野の暮らしをゆっくり感じることができる場所です。
遠野の暮らしをゆっくり感じることができる場所です。
[佐々木家]
岩泉町から移築された国指定重要文化財です。
県北部の曲り家として平面・構造とも古い形式をもち、かつ旧状をとどめています。
手作り村などに行って、南部曲がり家を見学したことがありました。
結構大きな家です。
なかなか見ごたえがあり、興味のある方には楽しめると思います。
一度ご訪問頂ければ幸いです。
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