岩手の名所 兜明神岳

こんにちは、ライフ盛岡スタッフです。

今回は兜明神岳(標高1,005m)を紹介します。

兜明神岳は盛岡の東、国道１０６号を宮古方面へ向かうと、

区界高原のずっと上にひときわ高い岩峰が見えます。

ニョッキリという感じで、空に向かう岩峰は見た目の印象ほど難しくなく、

安心して登れます。

アプローチが便利で、ハイキングがてら1時間ほどで頂上まで登れるのが嬉しいです。

登山口は３ヵ所あり、それぞれに趣があります。

一番人気なのは「周回コース」。

区界高原ウォーキングセンターからまっすぐに登るコースで、

カラマツやダケカンバに囲まれた一本道を行くと、見晴山との分岐点、

草原、木々に囲まれた山小屋、天然芝の広場を経て尖った岩の頂へ。

早池峰山がひときわ大きく、岩手山をはじめ奥羽山脈も視界に飛び込みます。

ちょっぴりスリリングな気分を味わえる岩場を登りきれば、

緑の大地に浮かぶ展望台に到着です。

武者の「兜」に似た形なので、兜明神岳という山名が定着しました。

地元では「兜山」とも呼ばれます。

南側の麓には、牛馬の守護神である兜神社があります。

私も何度か登っていますが、以前にゴールデンウィークに登った時は、

山頂付近は１mの積雪で難儀しました。