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こんにちは。ライフ盛岡スタッフです。
岩手の名所、今回は「開運橋」をご紹介します。

開運橋とは、岩手県盛岡市にある北上川に架かる、
盛岡駅と市の中心部を結ぶ大切な橋です。

開運橋は、1890年(明治23年)の盛岡駅開業に伴い、
当時の岩手県知事石井省一さんが私費で完成させました。
翌年、市が買収するまでは通行1回1銭の橋銭が徴収され、
その後県に編入されました。
現在の橋は、1953年(昭和28年)にかけられたものです。

2006年(平成18年)3月、当橋の混雑緩和策として
南側に不来方橋が開通し、盛岡さんさ踊り30周年と
現在のトラス橋となって開通90周年を記念して、
2007年(平成19年)7月30日の夜から、
発光ダイオードを使用したライトアップが開始されました。
夜にライトアップされる開運橋の景色も、なかなか綺麗です。

開運橋は、別名「二度泣き橋」とも呼ばれています。

首都圏などからの転勤族の間で語られたのが由来で、
初めて盛岡へ訪れ開運橋を渡る際、
「遠く離れた所まで来てしまった」と一度泣き
転勤期間を終えて盛岡を去ることになり
盛岡駅へ向かう途中に再びこの橋を渡り、
二度目は離れるのが辛くて泣くというものです。
古くから語られていたエピソードで、東北新幹線開業以前から、
広まっている話だそうです。

盛岡の人間として、そのような話があるのは嬉しい限りです。

盛岡にお越しの際は、開運橋の夜のライトアップ風景も、
ぜひ見て頂ければ幸いです。

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