岩手の誇るもの3 早池峰山

こんにちは。ライフ盛岡スタッフです。
今回は早池峰山を紹介します。
早池峰山は岩手県の中央、北上山地の最高峰で、高さは1,917ｍあり、
山頂は宮古市、遠野市、花巻市の3つの市の境界となっています。

全山が超塩基性岩のかんらん岩や蛇紋岩で出来ている為、特別天然記念物に
認定されているハヤチネウスユキソウをはじめとし数々の高山植物も存在し、
全国的な知名度の高い山です。

早池峰山周辺の1,370haは早池峰自然環境保全地域として1980年5月17日に
指定も受けました。
尚、この地域内では野生動植物の捕獲や採取、木材の伐採、鉱物や土石の採取
が禁止されている程、早池峰山一帯の自然環境は貴重な物とされています。

高山植物帯は特別天然記念物に指定されており、後世に守り伝えたい、大切な
かけがえのない財産です。
また麓にある岳の集落には、早池峰神楽が伝承されており国の重要民俗文化財
に指定されています。

竹生島の由来神話や遠野物語を初めとする、歴史とロマンに溢れる魅力的な山
となっております。