こんにちは、ライフ盛岡スタッフです。
今回はFDメンバー(障害者)が書いてくれた記事を投稿します。
こんにちは、ライフ盛岡メンバーです。
みなさんは、たぶん多くの方が「サザエさん」というマンガ、アニメをご存知と思います。
戦後すぐ、某有名な新聞の連載4コママンガとして産声を上げた国民的マンガで、
アニメも1969年にスタートし、半世紀近くを経た現在も続き「長寿アニメ」
としてギネスブックにも認定された国民的なアニメです。
私は、30歳を超えた現在こそテレビで見ることは少なくなりましたが、幼い頃から中学生くらいに
かけてはよく見ていて、八王子に住んでいた頃には
世田谷区の「長谷川町子美術館」に出かけて、その世界を堪能したこともありました。
そしてこの度、現在住んでいる盛岡のデパートで11月中旬から
12月8日にかけて「サザエさん展」が開催されているということで、
友人と先日の土曜日に行って参りました。
通常なら入場料800円かかるところですが、私も友人も手帳を所持しているため無料で
入場できました。
内容は、非常に満足出来ました!サザエさん一家の家系図やキャラクターの人物相関図があちこちにあって今まであまり知らなかったエピソードも知ることもできましたし、
(例えばこれも国民的キャラクターである「タラちゃん」と
「イクラちゃん」が従兄弟同士であることや、主要キャラクターの
出身地など)アニメの絵のタッチの変遷、サザエさん一家が出演した広告など。
奥の方は「磯野家の縁側」で写真が撮れるコーナー、マンガ・アニメの
中に出てくる「花沢不動産」の分譲を体験できるコーナーなどがあり、
縁側コーナーでは私も写真を撮りましたが、やはり親子連れが多かったです。
さらにその奥では原作者である故・長谷川町子先生の紹介や、
「磯野家」の大黒柱である「父・波平」のカミナリを体験できるコーナー、
そして売店と、1969年10月に放送されたアニメ初回の映像が見られるコーナーがありました!
アニメの初回は、絵のタッチ、そして声優も現代とも、私がよく見ていた
頃ともかなり異なり、このアニメの歴史を感じずにはいられませんでした!
売店では様々なグッズが並んでいましたが、私はシャープペンを購入しました。
会場から出ても、「サザエさん」の着ぐるみを来た人が係員とともにデパート内を
歩いていたり、(宣伝の為でしょうね)デパートの入り口に磯野家全員の人形が
設置されたりしていて、かなり力の入った催し物だと感じました。
私の思うにこの「サザエさん」が世代を超えて支持される理由は、争いなどほとんど
ないほのぼのとした世界観からくるものだと感じております。私も、金子みすずの
「みんなちがって、みんないい」一つの哲学、一つの心の拠り所としておりますが、
このマンガ、アニメのキャラクターたちのように、みなさんを尊重しながら、
平和に生きていきたいと願います。