精神障がい者の岩手県における民間バス割引 実現

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こんにちは、ライフ盛岡スタッフです。

今回はFDメンバー(障がい者)が書いてくれた記事を投稿します。

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こんにちは、ライフ盛岡メンバーです。

私の住む岩手県では、今に至るまで

「精神障害者保健福祉手帳」でのバス運賃割引が

なされていなかったという、非常に全国の動きに対して

遅れをとっている面がありました。

これでは、はっきり申し上げるとデイケアなどのリハビリや作業所、

事業所通いにもとても不利です。

また身体・知的のハンディのある方々はすでに割り引かれているのに、

精神の手帳だけ割り引かれていないのは他県の人から「差別」と思われても

仕方なく、恥ずべきことだとも思っておりました。

そして、この現状を打破し、割引を実現すべく、

震災の前年から署名活動やバス事業所への請願活動など、

継続的に行ってまいりました。

その中では人の優しさに触れたり、自分自身を成長させられたことも

沢山ある一方、辛いことも沢山ありました。

それらを通して全て、自分自身の成長に繋がるものであったと今は

思いますが、先日、今までの活動が実り、

今年4月から岩手県での民間バスが精神障害者保健福祉手帳で半額になることが

決まりました。

これまでの努力・苦労が報われた思いで、連絡を受けた時は凄く嬉しかったです。

そしてその後、某民間事業所のHPではっきりそのことを確認し、確信を得た時は、

今まで積み重ねてきた活動の数々が思い出され、感慨に浸りました

思えばもちろん、我々が署名を1万筆以上集めたことも大きいですが、

国体や多くの世論、県の協力等もあり、実現できたと思います。

私自身、この事業所に通うようになってからは平日の活動には特別な例外を除いて

ほとんど参加出来ず、その分を補って下さった多くの皆様のご協力には本当に

感謝です。そして署名にご協力くださった多くの皆様にも感謝です。

まだまだ「差別」や「偏見」は根強く残っていますが、

今回の事は諦めないで取り組んだことは実を結ぶという事を、

改めて教えてくれました

これを自分の身に置き換えて、いつか「一般就労」に結び付けていきたいです