過去、私を成長させてくれた一言！！

皆さんこんにちは、ライフ盛岡スタッフです。

今回はＦＤメンバー（障害者）が書いてくれた記事を投稿します。

こんにちは、ライフ盛岡メンバーです。

突然、僭越なことを書きますが、皆さんには過去、

「この一言は自分を成長させてくれた」と感じる、

「一言」はありましたか？私には、いくつかありましたが、

今日はその中でも自分の中でいまだに「金言」と受け止めている

一言をご紹介します！！

私は、以前もご紹介したように、東京で知的障がい者福祉の仕事を

しておりました。期間は２年ぐらいと短かったですが、多くのことを

学び、自分の今までの人生の中で、最も充実した時期でした。

その仕事の駆け出しの頃のことです。

私は「ホームヘルパー２級」の資格を取りに行きました。

無事修了し、その時のメンバーでレストランに行きました。

我々が談笑していると、「ダウン症」と思われるお子さんを連れた

親子連れが入ってきました。

その親子を見て、「ああ、あの子ダウン症だね」

などと、今考えるととんでもないことを口走ってしまったのです。

それを見た仲間の一人から

「別に、何の問題もないよ。そうやって、言う方に問題があるよ」と

指摘を受けました。

その時の私の「穴があったら入りたかったような」気持ちもいまだによく覚えてます。

思えば、その前に半年ほどある作業所でボランティアもしていたのに、

その時点でこんなに偏見を持っていたのか…と思い恥ずかしくなります。

しかしながらあの一言は、いろいろな意味で私を成長させてくれたと思っています。

その一言のせいだけとは言えませんが、私はその後、ほぼ「偏見」のようなものは

なくなり、最後は病気で挫折したものの、楽しく知的障がい者福祉の仕事をする日々が

送れました。今でも視聴覚障がいの方々の支援団体に入っていますが、ほぼ「偏見」は

持っていません。

あの時一緒になって同調しているような人ばかりだったら・・と思うと今、ぞっとします。

その時言われた「手厳しい」一言に、今は感謝しています。