「礼節」について

こんにちは、ライフ盛岡スタッフです。

今回はFDメンバー(障がい者)が書いてくれた記事を投稿します。

こんにちは、ライフ盛岡メンバーです。

先日の朝礼の時間の哲学が「礼節」でした。

これは、私にとって、実は耳の痛い哲学です。

それは、私は幼い頃から、周りに合わせることがなかなか出来ず、

小学生の頃は「友達の必要性を感じない、本が友達」みたいな子で、

その影響もありかなり大きくなるまで社会性が育たず、

「礼節」以前の問題だったからです。

小学生の頃、子供会のキャンプのようなものに参加して、

その反省会に参加した時、他の子はみんな「楽しかった」と言っていたのに、

一人だけ「楽しくなかった」と言って、

企画運営してくれた高校生たちをいたく怒らせてしまった記憶があります。

そして大人になり、大学になんとか進学できた

おかげでそれなりに楽しい青春を送ることが出来ましたが、

例えばゼミ担当の先生から度々「礼節」に当たるものの悪さを指摘されましたし、

先輩たちからも然りでした。

実は私には発達障害があり、それ故に苦労したという面もあるのですが、

そのため社会に出てからは楽しく知的障がい者福祉の仕事をした期間もあったものの、

大変に苦労しました。

しかしライフに入ってからは、大きな目で私を見守って下さったので、

それと同時に諦めかけていた社会復帰への道を模索する様にもなり、

もちろん「礼節」始め多くの事が身についたと感じられ、本当に感謝しております。

ここを「卒業」して羽ばたいていき、立派に社会に通用する人間となった事を

証明する事もひとつの恩返しの形と考えておりますので、頑張っていきたいです。