「WRAP集中クラス」の進行を務めて感じたこと

こんにちは、ライフ盛岡スタッフです。

今回はFDメンバー(障がい者)が書いてくれた記事を投稿します。

こんにちは、ライフ盛岡メンバーです。

「WRAP」（ラップ）。

これは、アメリカで開発された、主に心の健康に困難を持った人達が、

生き易くするために各々作成する、自分の取扱説明書のような「ツール」です。

本を読み、一人で作成することも可能ではありますが、

「集中クラス」「体験クラス」などに参加し、他の人達とともに作成するのが

一番良い、と言われています。

そして私は、その「クラス」の「ファシリテーター」（進行役）を持っていて、

先週末、クラスが盛岡であり、ファシリテーターとして行って来ました。

この「WRAP」には、いくつかのパートがあり、

初めに「元気に大切な5つのこと」として、

「希望」「サポート」「権利擁護」「主体」「学び」という5つのパートを作り、

その後で「元気に役立つ道具箱」、つまり元気でいられるツールを確認し、

それから元気でいられるために毎日すべきことや

ピンチになった時の対処法など様々に学びますが、まず、今回は私の事です。

今回は、「緊張しすぎていて、ちゃんと伝わっていたか分からない」という残念な点がありました。

最初に私含めファシリテーターの4人が自己紹介したのですが、

そこからして舞い上がってしまいくどくなってしまいました。

そして、4人でいくつかのパートを分担して進行しましたが、

私の進行には自分で感じるに回りくどい所が多々あったり、

また、ここが1番の反省点ですが、それぞれの「パート」にまつわるエピソードなどを

あまり考えずに行ったため、その点であまり参加者の皆さんを

満足させる時間に出来なかったという気がしています。

なんとか周りの皆さんのサポートもあり、無事に2日間終え、

参加者の皆さんに修了証も渡すことが出来ましたが、

初めてこの本格的な「集中クラス」のファシリテーターを務めてみて、

上記のようなことを中心に反省点、改善案が見つかってよかったです。

そしてこれは、ライフでの業務などにも通じると思います。

私はよく「あなたは真面目だけどもっと話を簡潔に・・」といったことを支援員から言われますし、

「”変化球”に弱い」というような自覚もあります。今後、社会に通用する人間になるため、

そういった面でも、自分を磨いていきたいです。