「ＷＲＡＰ」の研修、甲府市で受けてきました！

こんにちは、ライフ盛岡スタッフです。

今回はＦＤメンバー（障害者）が書いてくれた記事を投稿します。

こんにちは、ライフ盛岡メンバーです。

みなさんは、「ＷＲＡＰ」（ラップ）という

言葉を聞いたことがあるでしょうか？

これは「元気回復行動プラン」といって、

アメリカの女性が考案し、今、爆発的と言っていい勢いで日本でも広まっているもので、

簡単に言えば心に困難を持った人たちが

自らの「取扱説明書＝トリセツ」を「自分で」作成していき、

例えば「いい感じの自分」を保つにはどうするか、

調子を崩す「引き金」となる出来事があった時はどう対処するか、

「元気」を保つためにどのような「道具箱」（毎日するとよいこと、時々するとよいことなど）

を作成しておくか、など、様々なプランを作成し対応するものです。

そのために2-3日の「集中クラス」などがあり、

そこで自分の「ＷＲＡＰ」を作成した人にはファシリテーター

（集中クラスなどの進行役）養成研修の資格が与えられ、

基本的に5日間に渡る猛勉強を乗り越えた人には、

ファシリテーターの資格が与えられ、各地で活躍しています。

実は、私も昨年、アイエスエフネットライフに入る少し前に

青森県まで出かけてファシリテーターの資格を取り、

まだ「体験クラス」でしか進行をしていませんが、

今回、ファシリテーターの資格を持っている人たちの学びを深める

「リフレッシャー研修」というものが

今月の3連休、3日間に渡って山梨県の甲府市で行われ、

思い切って参加してきました！！

まず研修に参加してですが、大変勉強になり、

そして何より「自信」が深まった3日間でした！

参加者は10人ほどでしたが、もちろん「座学」だけにはとどまらず、

「5分」という時間で「ＷＲＡＰ」に関する体験などを交えながら自己紹介をしたり、

その翌日には「ＷＲＡＰ」の骨格である部分について参加者の前で説明する練習をしたり、

後でそれをみんなで模造紙に書いてシェアしたりもしました。

私の発表はファシリテーターのアメリカ人女性の方にも、

参加者の皆さんにも好評だったようで、

かなり自信のつくワードの入ったフィードバックも頂きました！

盛岡‐甲府間はかなり遠いので、行く前は参加を迷いましたが

行って本当に良かったと思います。

また秋とは言っても甲府はまだまだ暑く、

盛岡との気候の違いにびっくりしましたが、

盛岡と似たのんびりした感じの街で気持ちは落ち着いていました。

数年ぶりに、静岡県で育った私にとって「母なる山」と言える富士山を仰ぐことも出来ましたし、そして仲間も大勢でき、実り多き3日間の研修でした！

私は今後、就労を目指す一方で、このような「心のリカバリー」に関する仕事、活動にも

関わっていきたいと思い勉強しています。

みなさんも機会があったら「ＷＲＡＰ」の世界に触れてみるのもいかがでしょうか。

※この記事を書くに当たり、研修の担当者の方には許可を得てあります。