哲学の時間に思い出した過去の出来事から

こんにちは、アイエスエフネットライフ盛岡スタッフです。
今回は、FDメンバー（障害者）が書いてくれた記事を投稿します。

こんにちは、ライフ盛岡メンバーです。

アイエスエフネットグループでは、おそらくどこの拠点でも、朝礼の時間に「哲学」の時間があると思います。

ライフ盛岡でも、いくつかに分かれてはいますが、どこの部屋でも必ず「哲学」の時間は設けているようです。

もちろん、私のいる「ハーモニー」の部屋でもその時間はあり、私も時々、なかなか浮かばずにパスすることもありますが、自分を向上させるためにもなるべく、話すように心がけています。

その中で、最近、昔の自分を振り返ることになる出来事がありました。先週のある日の哲学の時間で、「人を育てる」について話し合いをした時、かつての私の事を思い出したのです。

それは、以前お世話になっていた作業所で3年目くらいのときでした。私はその時点で、その作業所が開所してからずっといるメンバーでしたので、すなわち最古参でした。

その頃、その作業所には続々、新しいメンバーが入ってきていたのですが、私は頼まれてもいないのにそのうちの一人に食器の洗い方などを今考えると自己流で教え始め、しばらくして、作業所のオーナーにそれを止められ、「みんなを尊重しなさい」と注意を受けました。

私はその時は「せっかく教えているのになんでだろう・・」と面白くなかったのですが、その後様々な事を経験し、ライフにお世話になって3年経つようになり、今となってはオーナーの気持ちが分かります。

これは、ライフの哲学に置き換えるともちろん、「人を育てる」ということですが、これは非常に難しい哲学であると言え、この時の私のように「独りよがり」になって、「人を育てているつもりになっている」と、相手にも迷惑をかけますし、周囲にも不快な思いをさせてしまうと思います。

さらにこの時の私は、口調が多少荒かったように思え、今考えると恥ずかしい限りです。

適切に、「人を育てる」ことも出来るようにしていきたい。過去の事を思い出しながら、そう、改めて思いました。