岩手のイベント - 盛岡市材木町のよ市

こんにちは。ライフ盛岡スタッフです。




今回は、岩手県盛岡市の名物イベント、材木町のよ市を紹介します。


よ市とは、盛岡市材木町の商店街で開催される路上買い物市で、
昭和49年、青年会組織「青友会」の提案で、材木町商店街の活性化を目指し
企画・実施されたのが始まりです。




開催は4月から11月までの毎週土曜日で、時間は15時から18時頃まで。
その時間帯は通りが歩行者天国となり、そこに100店舗以上のお店が出店されます。


野菜や果物、海産物といった多様な店舗と、
昔ながらの対面販売だからこそ聞こえてくる出店者との楽しげな会話。
幅広い年代の方が訪れるこの場所は新しい発見や出会いに満ちています。　




また、よ市が開かれる材木町は、宮沢賢治との関わりが深いことでも知られています。
賢治は盛岡在住の頃、材木町の東山堂や村定楽器店でたびたび買い物をしており、
晩年には肥料の売り込みに材木町の商店を回ったことがあるそうです。


現在では、賢治の作品「注文の多い料理店」を出版した「光源社」跡地に建てられた石碑や
作品をテーマとしたオブジェ、本人の銅像等で彼と材木町との繋がりを見ることが出来ます。




訪れる度に新しい発見がある材木町。盛岡駅から徒歩5分と近いので、
盛岡にお越しの際は是非訪れて頂きたいスポットです。。




※写真は、研修生で賢治像を囲んで撮影したものです。