盛岡での「リカバリーミーティング」

こんにちは、ライフ盛岡スタッフです。
今回はＦＤメンバー（障害者）が書いてくれた記事を投稿します。

---

こんにちは、ライフ盛岡メンバーです。

とても寒くなりましたね。こちら盛岡は本格的な冬、という感じです。

さて、それはさておき、先日（12月7日-8日）に盛岡で
「リカバリーミーティング」という大きなイベントがあり
私も参加して参りました。
その名の通り、「心のリカバリー」に関する大きなイベントです。

私も「WRAP（元気回復行動プラン）体験クラス」という一つのパートを
仙台から来た人と組んで担当しました。
この「WRAP」というのは、心のリカバリーを進めていく上で必須なものかもしれない、
というくらい凄い力を持ったものだと私は思っていて、
現にこの日も時間帯によっては多くの参加者が詰めかけました。

私の担当した時間帯は残念ながら他の魅力的なイベントと重なっており、
参加者は少なく8人の参加者で、しかもうち4人までが私の知り合いで
同じ事業所の人も来て下さったという状況で、
やりやすいような少なくて残念なような、極めて複雑な心境でした。

さて、内容ですが、あくまで「体験クラス」という事でしたので、
「WRAP」の「さわり」というべき基礎的な部分を淡々と説明しながら、
所々を参加者と共有していくというものでした。
私自身、まだ経験が浅いこともあってうまくは進行できず、
最初に行った「自己紹介」も決して自分で満足いくものではありませんでしたが、
仙台から来た人に助けられつつ、無事に終えることが出来ました。
やり終えた時は達成感がありました。

その夜は懇親会に出たりして、翌日はリカバリーの分野で有名な

アメリカ人の方のワークショップ

に出席していました。
その日の午前中にはNHKの「バリバラ」に出演している「松本ハウス」という、
片方の方が統合失調症である芸人コンビのトークショーがありましたが、
行けずに残念でした。

アメリカ人の方のワークショップは、通訳付きで、
通訳の方もリカバリーの分野では有名な方なので、本当に有意義な時間となりました。
「マインドフルネス」といって、瞑想することで気分を落ち着けたり、
3人1組になって「困った会話」のロールプレイ （これはIPS=意図的なピアサポートと言うものに含まれる）を
行なったりしましたが、大いに勉強になりましたし、
私としても周りから高い評価を得て、本当にいい時間が過ごせたと思います。

以上のように2日間はあっという間に過ぎていきました。
私自身、これから多くの事を学び、将来の夢につなげていきたいと思っております。
そのためにも今回の経験は、大きな糧になったと思っております。
今後も、このような機会には、積極的に参加したく思います。