親戚の会社での訓練

こんにちは。ライフ盛岡スタッフです。
今回はFDメンバー（障害者）が書いてくれた記事を
投稿します。

こんにちは、ライフ盛岡メンバーです。

私には、色々な所に支援してくれる人々がいて、そう言った面では非常に恵まれていると思いますが、ライフ盛岡以外で最大の支援者と呼べるべき人・機関は何と、神奈川県にあって、年に数回、いろいろな報告をしたり、プログラムを受けたり、親戚でもある社長と、将来に向けての話し合いをしたりしています。

今回、6月中旬に行ってきたのですが、そこの会社の社宅に泊めて頂いて、宿泊訓練も行いながら、様々な訓練を行いました。

宿泊訓練での「訓練」とは、まずコンビニで朝食の食材を少し買って、そこで日常生活スキルを確認し、お風呂掃除や、部屋掃除、洗濯などのスキルの確認がありました。

普段行う事の少ない事に関するスキル確認もありましたが、意外に出来るものなんだなと感じました。夜はスタッフと多少面談的なこともしましたが、夜遅くまで話し込んで、今後に明るい見通しの出る話も頂きました。

今回は宿泊訓練だけでなく、その会社の教室に行き、利用している子供たちとともに、テストのようなものを受けて手作業の基礎能力をはかったり、エコバック作りに参加させてもらって、父兄の方に指導して頂きながら作ったり、貴重な経験となりました。

そして、終わった後、親戚である社長といろいろ話をして、「近い将来、首都圏での就労を本気でさせる考えがある」というありがたいお話を頂き、その上で「少なくとも40歳を迎えるまでには自分を安定させ、確立させるように。そのために今の勉強も無理のない範囲で、頑張るように」と、本当に有りがたいお話を沢山頂き、涙が出そうでした。

こうして今回の訓練は終わりましたが、確かに今の私の課題は「自分を安定させること」に他なりません。その辺を達成し、そして親を安心させるべく、これからも努力していきたいです。