2月20日土曜イベント「講演会とマザー・テレサ展」

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こんにちは、ライフ盛岡スタッフです。

今回はFDメンバー(障がい者)が書いてくれた記事を投稿します。

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こんにちは、ライフ盛岡メンバーです。

2月20日のライフ盛岡土曜イベントは、現代社会の福祉についての講演会と、

同じ会場で行われていたマザー・テレサの写真展見学でした。

諸事情により出発が少し遅れましたが、会場まで車で10分ほどだったため、

講演会開始には間に合うことが出来て良かったです。

最初は、盛岡市内の某高校の生徒たちによる合唱。

「花は咲く」の後、ある讃美歌を手話付きで合唱。

そしてその後、その歌を会場の全員で合唱してから、

地元で長年活動する弁護士の先生の講演でした。

様々に、「福祉」や「社会制度」に関する話が聞けましたが、

日本に関して言えば、家族サイズの縮小、

それと同時進行の「離婚」の増加や「貧困」の増加、

それらの要因が重なって「少子化」が生まれている、

という指摘を解かりやすくして下さいました。

また国際的な話もされており、特に

「福祉先進国」と言われる、デンマークの現状に関する話は

印象に残りました。

簡単に言えば、デンマークは大学まで無料である上に、

「学校教育は、就職のための”資格“取得の場」という考えの下、

高校や大学の「ランク」や「入試」といった概念も一切存在せず、

「将来」やりたいことが変更になった場合には、何度もやり直しがきく
ということです。またデンマークの成人は18歳で、

成人すると原則的に家族から原則的に独立するという社会ですが、

その弊害もいくつかあるという話も聞きました。

そしてこの後、このイベントのメインテーマである

「マザー・テレサ展」を見ました。

マザー・テレサが1981年に来日した時の写真や、

各地で活動する生前の写真など様々な写真が展示されていました。

ちなみにマザー・テレサは来日した時、

「日本は、表面はすごく豊かだけど、孤独を感じている人が多く、

本当に豊かとは言えない」という旨のことを仰っていたようです。

「受験戦争」などのワードが展開されていた当時の世相を考えれば、

なるほどと思わずにいられません。

このように講演会、写真展を通して、多くの事を考えさせられ、

有意義な時間を持てた2月20日のイベントでした。