こんにちは、ライフ盛岡スタッフです。
今回はFDメンバー(障害者)が書いてくれた記事を投稿します。
こんにちは、ライフ盛岡メンバーです。
突然ですがみなさんは「家族」の絆について考えることはありますか?
私は、単純だし、まだまだ感謝の足りない人間だと感じているので、
あまり深く考える機会は少ないですが、先日、
家族の絆について、深く考えさせられるものを観ました。
それは、先日の日曜日に母と、近所の人とで行った
北海道北部の剣淵町と宮城県松島を2大ロケ地として作られた映画「じんじん」です。
この映画のあらすじは、幼い頃、父の仕事の都合で
各地を転々としていた主人公の銀三郎(演:大地康雄さん)
が大人になって大道芸人を目指し、芸人になって松島に
住むようになりますが、そこでまず、偶然やってきた
地元出身の女優とその母と知り合います。お調子者の
銀三郎ですが、芸人を目指すうえで別れなければならなかった
娘のことは一度たりとも忘れたことはありませんでした。
翌日銀三郎は北海道の剣淵町へ旅立ちます。そこは各地を
転々とした銀三郎にとって少年時代に一番、楽しい時を
過ごした所であり、今でも親交が続く幼馴染がいるのでした。
銀三郎が到着すると、そこには東京の高校の修学旅行団が
来ているところでした。徐々に彼らと打ち解ける銀三郎でしたが、
一人だけ打ち解けない女子がいました。実は、その娘は銀三郎と
6歳の時に生き別れた娘、彩香でした。そのことを知った銀三郎は
・・という話です。
他にも、先述した女優親子の話など、「家族」について考えさせられる要素がふんだんにあります。
最後に、銀三郎が彩香に約束したものを渡し、
引き下がって別れを告げる場面は、涙なしでは見られませんでした。
ラストもハッピーエンドという形だったと思いますし、非常に良質の映画だったと思います。
また、ロケ地である北海道北部の剣淵町の大自然、特に
プラネタリウムより凄い満天の星空はスクリーン越しに見ても感動もの
でしたし、全編、地方部である岩手県に住んで久しい私からしても見応えの
ある大自然で「いつか、ここに行ってみたい」と思わせてくれました!
盛岡での上映会は終わりましたが、全国ではまだまだこれからの
所もあるようですので、都合が合う方は足を運んでみるのもいかがでしょうか。