楽天の嶋捕手、松井選手にみる「組織をまとめる力！」

こんにちは、ライフ盛岡スタッフです。

今回はＦＤメンバー（障害者）が書いてくれた記事を投稿します。

こんにちは、ライフ盛岡メンバーです。

先日、プロ野球日本シリーズで東北・仙台に本拠地を持つ、

楽天イーグルスが巨人を破り、ついに日本一になりましたね！

若い人にはぴんとこないと思いますが、
私は東北にプロスポーツが存在するということ自体、
「夢物語」のようだった時代を知っているので、本当に信じられない思いです！

日本シリーズはほとんど全部テレビ観戦しましたが、岩手出身の銀次選手が

ここぞの場面で打った第5戦の決勝打、田中投手の「熱投」や美馬投手の「快投」、

そして全員野球の楽天が「大砲」のような選手をずらりと揃えた巨人を抑えて

優勝したという事実・・これは、「日本人の心のふるさと」とまでいわれる

高校野球を欠かさず見ている私でも、見たことのない感動シーン連続の

日本シリーズでした！

さて、これは会社のブログになるので、
この出来事を「組織」という視点から考えてみたいと思います。
この楽天イーグルスというチームを率いるのは星野仙一監督ですが、

実は明らかにゲームを支配している選手がいます。
それはキャッチャーの嶋選手です。


彼のプレーを見ていると配球など、「扇の要」を守る選手として、
実にゲームの流れを冷静につかみながらプレーしているのがよく解ります。
田中投手の活躍ばかりが取り沙汰されがちですが、
私は今季、田中投手の好投を引き出した捕手はすべて嶋捕手であり、
彼がいなければ日本一にはなり得なかったと確信しております。


またピンチになった時などの投手への声掛けのタイミングも絶妙といえ、
まさにある意味ではゲームを支配している存在と言えます。

人間的にも素晴らしいそうで、大学進学の際には高校の監督が
「この男は、人間的にも間違いありません」と大学の監督の元に送り出したそうですし、

また今回、全日本の代表に選ばれたそうですが、
本当に人望厚い「扇の要」であることがよく解ります。

また、チームの主将である松井稼頭央選手も、この楽天イーグルスという

「組織」を態度で引っ張る存在なのがよく解ります。報道によると、

松井選手は名の知れたベテラン選手ですのでそこに「甘え」が生じても

許されるような立場ですが、練習を行うクラブハウスには常に

一番乗りだそうです。そして、試合中の彼を見ていると、ピンチに

なると率先してマウンドにかけよることが多いです。投手陣も、あれに

かなり励まされたのではないでしょうか？人格的にも大変優れているようで、

まさに真の主将と言えるでしょう。

長くなりましたが、この2人の「ゲーム（場）を支配する力」、「人間的な魅力」
そして「組織をまとめる力」は、そのまま「社会で重宝される力」と置き換えられるでしょう！
どの組織でも、このような力を持った人は重宝されていくものだと思います。
そう考えると、スポーツは「社会の縮図」なのかもしれませんね。

結論をいえば、常識ですが、「最後に笑うのは、人間性のいい人」だということ、でしょう。

そんなことをいろいろ考えた今回の楽天イーグルス日本一でした！