視聴覚障がい者支援団体の防災体験！

皆さんこんにちは、ライフ盛岡スタッフです。

今回はＦＤメンバー（障害者）が書いてくれた記事を投稿します。

こんにちは、ライフ盛岡メンバーです。

先日の日曜日、私は非常に貴重な体験をして参りました。

それは、私がとある視聴覚障がい者の方々の支援団体に関わっている

ことは以前からこのブログでも述べて参りましたが、その団体の交流会が今回、

「防災体験」で、２０人弱の参加者を集めて
盛岡の南隣にある矢巾町にある、防災センターで行われました！

大半の人は、盛岡駅西口より市の「福祉バス」で行きましたが、

私は盛岡駅方面まで出ると遠回りになるので国道４号線沿いで乗せてもらいました。

防災センターは予想以上に大きな建物でした。

担当の方は話好きな方のようで、地元である岩手県内の豪雪地帯の話や、

「３・１１」の時に身内が被災された話など、実にいろいろな話をして下さいました。

特にそのお話の中でも「３・１１」の時、まだ現役の消防士で、

県内沿岸の村で遺体を見つけたらご遺族に感謝されて切なかったお話や、

「津波や土砂崩れなどの大きな災害は、

必ずと言っていいほど雨や地震の２次災害ですが、

御岳山があんなに前触れもなく登山者の多い時間に噴火したのは

自然が怒っているのかもしれない」というような、

一人の人間として身につまされるような話も聞かせていただきました。

その後いろいろな体験をさせていただきました！

特に印象に残った３点は、
①消火器の使い方
②停電と煙が立ち込める体験
③震度7の体験でした。

消火器を本当に使うのは多分はじめてだったし、煙と震度7の体験は本当に怖かったです！！

煙の体験ではハンカチを持ってとにかくしゃがむ体験をしましたが、

実際の火事ではこういう風になるのか・・と思いましたし、

そして震度7の体験では体験している部屋のいろいろなものが落ちてきたりして、

みんな「体験」とはわかっていながらも、あまりの凄まじさに悲鳴を上げていました。

テーブルの奥の方に置いてあった灰皿が落ちたときはびっくりしました。

その後でお土産のカットバンをいただいて、
今回の防災体験は終わりましたが、非常に貴重な体験をしたと思いました。

いつ、何があるか解らないので、こういった機会を大切にしていきたいと思います。