4月16日、熊本県天草市とアイエスエフネットグループは、
一般的に就労が困難とされている方の雇用促進に関する協定を締結させていただきました。
調印式は天草市役所本館 庁議室にて行われましたが、
地元新聞社の皆さまもお越しくださり、関心の高さを感じました。
従来よりアイエスエフネットグループでは「25大雇用」を掲げ、
より多くの方に雇用の機会を提供できるよう取り組んでおります。
ここ天草市におきましても、企業の活動を通じて、多くの雇用を創造し、
地域に貢献できるよう一層努力してまいります。
このような機会をいただきましたことに、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
・天草市とアイエスエフネットグループの就労困難者雇用促進に関する協定締結のお知らせ
4月25日発刊の静岡新聞にて、
「生活困窮者ら8人就労 アイエスエフネットグループが沼津で支援 自立向け第一歩後押し」と題し、
4月24日に執り行われた、生活保護受給者の就労支援プロジェクトの終了式の様子と共に、
当該プロジェクトについて取り上げていただきました。
紙面でもご紹介いただいていますが、今回13名の方が約4ヶ月間の訓練を終了し、
一般企業や当グループで就労することとなりました。
これからが本当のスタートだと想いますが、
皆さんの笑顔を拝見し、明るい未来が待っていると確信しました。
更に多くの方の笑顔が見られるよう、今後も継続して雇用創造に取り組んでまいります。
渡邉代表が理事長を務める一般社団法人アイエスエフネットベネフィットでは、
定期的に説明会を行っており、施設内や就労環境の見学後、
ベネフィットの取り組みや考え方、障がいのある方と親御さんへの想いなどについてお話をさせていただいております。
4月のベネフィット説明会では、障害者総合支援法の中で、対象となる難病が増えたことなどを受け、
医療分野に関することや企業の就労環境の配慮などについてお話をさせていただきました。
こうした制度や法律について、
それ自体をご存じない方が多くいらっしゃいます。
法律と制度をご理解いただき有効に活用することで、
国からの支援を受けられる場合もありますので、
一人でも多くの方に知っていただけたらと想っています。
それから、説明会の中で、「褒める」ということについてもお話させていただきました。
障がいの有無にかかわらず、誰にでも良いところは必ずあります。
どんな小さなことでもかまいませんので、
良いところや強みを見つけてたくさん褒めてあげてください。
そして、たくさん理解してあげてください。
少しずつではありますが、障がいは改善されていくと想っています。
最後に、「一人一秒のプレゼント」(奥村久美子)「ありがとうを伝えたい。第二集」芸術生活社)を、
ベネフィットの利用者の方に朗読していただきました。
心のこもった朗読は、会場の皆さまの心にも届いたようで、
感動のあまり涙を流す方もいらっしゃいました。
ベネフィット説明会は、定期的に開催させていただいておりますので、
当グループの取り組みに少しでも関心をお持ちでしたら、是非、足をお運びください。
・一般社団法人アイエスエフネットベネフィット
2015年4月6日に開校した、
通信制サポート校「アイエスエフネット高等学院 明蓬館SNEC青山」で、
日々学んでいる第一期生の皆さんの授業の様子をご紹介させていただきます。
アイエスエフネット高等学院は、
明蓬館高等学校のサポート校として、生徒の単位取得のサポートを行っており、
通信制のため授業は主にインターネットで行ない、成果物を提出して単位を取得していきます。
そのため、普段は各自の机でパソコンを前にして授業を受けますが、
学校生活の楽しみの一つに、集団での取り組みもあると考えています。
そこで、ネット授業だけでなく、
皆で協力し合い取り組む授業も取り入れています。
その1つとして、共同作業によるオセロ作りが行われました。
パソコンを使ってオセロ盤を作成し、
そのマスに入る大きさの「石」を印刷した後、ハサミで切っていきます。
きれいに切らないとマスからはみ出てしまいますので、細かく切るにはどうしたら良いか、
他の人のやり方を真似て切っている生徒もおり、
パソコンの操作よりもハサミの使い方に苦戦をしていたようです。
また、当高等学院では、授業だけでなく人間関係を身に付けることも大事にしており、
生徒の皆さんが卒業した後も、社会で生きていく上で大切なことを育めるようにと考えております。
今回のような共同作業やこれからの学院生活の中で、身につけていただければと想います。
今後も、日本全国での展開を目指し、障がいのある方が安心して学び、
就労へとつながる仕組み作りに尽力してまいります。
・アイエスエフネット高等学院 明蓬館SNEC青山
・明蓬館高等学校