「あの日」から2年半

こんにちは、ライフ盛岡スタッフです。

今回はＦＤメンバー（障害者）が書いてくれた記事を投稿します。

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こんにちは、ライフ盛岡メンバーです。

みなさん、オリンピックの東京開催が決まり

沸き立っている人も多いかと思います。

しかし、その前に忘れてはならないことがあります。

9月11日で、あの忘れられない東日本大震災から2年半、

すなわち「5年の半分」が経過したのです。

私自身の経験で言えば、
震災の日は当時の会社に出勤していました。

その会社は自宅から比較的近かったので、歩いて帰っていたのですが、

徐々に揺れを感じ、それが本当に大きくなってきたので

本当に恐怖を感じました。

（ちょうど建設中の家のすぐ近くでしたし・・）

帰宅すると停電していて、3日間不自由な生活を強いられました。

（いや、しばらくはガソリンなど物資が不足で、不自由したと言っていいでしょう）

そして電気、水道が復旧して情報が入るようになりましたが、

そこで目に飛び込んだのは、東北の一部関東の沿岸の悲惨な現状でした。

しばらくは、いったいこの国で何が起こっているのか現状がつかめず、

というか、正直に言うと直視することができず、

気分的に苦しい日々が続いた続いた気がします。

しかし、私の知っている人でも沿岸で大切な人を失った方もいらっしゃいますし、

テレビで自然がもたらした残酷な人と人の別れの話などをみるのはとても辛く、

涙が出てきますが、一人の日本人として自分のことばかり考えるのではなく、

「これから」を考えられる人間になりたい、と思う最近です。

まだまだ、復興が進んでいないという話も聞きます。

恥ずかしながらまだ私は「この目」で被災地の現状を見ていません。

なのでえらそうなことは一切言えませんが、いずれ一度みておかねば・・

と思います。

なんにせよ、日本人に自然の脅威を見せつけた「あの日」から

2年半経ちました。絶対、風化させてはならないことは私でもよくわかります。

オリンピックなども、復興の起爆剤となれば幸いです。