先日、
中野にありますアイエスエフネットハーモニーにて、
12月のハーモニー見学会を開催させていただきました。
アイエスエフネットグループが取り組んでいる20大雇用に関し、
沼津の雇用創造オフィスが多くの皆さまにご注目いただいていることや、
2013年4月に川崎市と協定を締結して始まった“川崎プロジェクト”のご紹介を
させていただきました。
また、正しい知識があれば個々の障がい特有の行動にも驚かなくなることなど、
障がいに関する認知不足などについてもお話させていただきました。
いただいたご質問の中から、一部ご紹介させていただきます。
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【質問】
12月の日本経済新聞を読ませていただきましたが、
ハーモニーとライフの違いは何ですか。
【回答】
ハーモニーにおける障がい者雇用は一般就労となりますが、
障がいのある方の中には一般就労の難しい方もいらっしゃるため、
ライフでは総合支援法を利用し支援員を付けさせていただいています。
ライフでは、ビジネスマナーの取得や就労訓練、技術習得など、
就労を目指した様々な支援を行っています。
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【質問】
障がいのある方の仕事はどのようなものがありますか。
【回答】
障がいは大きく分けると4つあります。
・知的障がい
・身体障がい
・発達障がい
・精神障がい
また、一般的な企業の採用基準は3つです。
・会社に来られる
・コミュニケーションが取れる
・会社に貢献できる
「会社に貢献できる」ということを知的能力とすると、
知的障がいのある方は難しいですが、
繰り返し作業が得意なので最低賃金は超えられます。
発達障がいのある方や精神障がいのある方はコミュニケーションが苦手ですが、
発達障がいのある方の中には演算能力の高い方もいらっしゃり、
当グループではプログラマーとして働いてくれているかたもいます。
車椅子の方など身体障がいのある方は
「会社に来る」という面で難しい場合もありますが、
送迎や在宅など会社側で対応が出来れば一般業務が可能です。
業務の内容によって能力を活かせる活かせないの差は大きいですが、
配慮をすれば普通の仕事ができる方も大勢います。
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【質問】
ボーダーラインの方に障がい者手帳の取得を勧めますか。
【回答】
障がい者手帳を取得したくても取得できない方と、
取得したくない方がいらっしゃいますので、
取得したくない方には無理には勧めません。
ですが、
取得したくない方の中には手帳に関し誤解をしている方もいらっしゃいますので、
説明はさせていただきます。
手帳がなくても受給者証があれば総合支援法が適用されるため、
障がい者手帳が全てではありません。
ただし、取得できるできないに関わらず、医師の診断は必要です。
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次回のハーモニー見学会は2015年1月16日です。
見学会はどなたにもご参加いただけますので、
関心をお持ちの方はぜひ足をお運びください。
・ハーモニー見学会
http://www.isfnet-harmony.co.jp/kengakukai.html
・セミナー・見学会情報 2014年
http://www.isfnet.co.jp/seminar/2014/index.html