3月23日発刊の日本経済新聞に掲載された“KAIKA イニシアティブ協議会”の広告記事「先駆的な経営・活動を産業界に発信。」において、
“KAIKA”の考え方に賛同する10社のトップとして、渡邉代表のメッセージをご掲載いただきました。
「利己から利他へ視点変えれば組織が活性化し会社も成長へ」と題し、
アイエスエフネットグループが取り組んでいる「30大雇用(一般的に就労が困難とされる方々の雇用創造)」の重要性や、
利他目線でお互い尊重しあうことが大切であることなどをお話しさせていただきました。
日本の出生率は年々減少しており、今後企業が生き残っていくためには、
人財不足が大きな課題になると考えています。
障がいのある方や育児・介護など、様々な事情により働きたくても働けない方々が多くいらっしゃいますが、
将来の人財不足問題を解決するにはこうした方々の雇用が必要であり、
そのためにはダイバーシティ(働き方の多様性)が重要になってきます。
また、ダイバーシティの環境においては、自分と異なった状況の人と接するため、相手に対する細かい配慮が必要となります。
そして、相手に対して細かい配慮をするためには、相手を認め尊重しあうことが大切なのではないでしょうか。
アイエスエフネットグループにおけるエバンジェリストは、
当グループがもっとも大切にしている「理念・哲学」を伝播することを主な役割としています。
レベル1からレベル3までの段階があり、
2016年より採用推進本部と教育本部メンバーが7つのチームに分かれ、エバンジェリストとして活動をしています。
「理念・哲学」の浸透をはかり、会社の雰囲気の良化や、些細なことに気づき、
改善推進を行うことがミッションです。
今日はそのうちの1つ、大義の共有チームの活動についてご紹介いたします。
大義とは「自分の利益や地位に関係なく、
『自分以外の誰かの為に』という強い想いを伴う目的のことをいい、
大義の共有チームは、当グループ大義である“雇用創造”のため、30大雇用の広報に取り組んでおります。
大義を共有することにより、
一人ひとりが『自分以外の誰かの為に』という想いを持ち、お互いに思いやりをもって配慮しあうことで、
様々な理由によりなかなか就業の機会に恵まれず働く事が出来なかったメンバーも共に働き、働く喜びを実感しています。
これからも、一人でも多くの方に就労の機会をご提供できるよう、
尽力してまいりたいと考えております。
先日、ライフ青山事業所にて、父母の会「FDP(Future Dream Parents)」が開催されました。
父母の会とは、双方向の情報交換を行う機会として、父母の皆さまの主催により全国各地で開催されております。
「FDP」は、東京近郊にあるアイエスエフネットライフ青山事業所、一般社団法人アイエスエフネットベネフィット、
NPO法人FDA、アイエスエフネットハーモニーなどを利用される方々の親御さんが中心となって発足した会です。
今回の「FDP」では、お子さんにとって更に良い環境作るために、
親御さんにご協力をいただきたいことについてお話しさせていただきました。
まずはじめにお願いしたのは、「ご家族と語る会」や父母会「FDP」へのご参加です。
親御さんに対して、私たちの“顔”が見えるようにしたと考えており、
そのために様々な形で機会を作っています。
平日お仕事をされている親御さんにとっては、参加が難しいということもあるかと想いますが、
一緒にお子さんの将来を考えてゆきたいと想っておりますので、こうした機会にご参加いただき、
重要な情報をしっかりとキャッチしていただけたらと想います。
また、支援員と話しをして、お互いに励ましあうことをお願いもいたしました。
当グループのFDメンバーの中には、障がいの重いお子さんもいて、手厚い支援を必要とする方も多いのですが、
親御さんのご理解やご協力、励ましがあると、支援員も頑張り続けることができます。
支援員の心が折れてしまうと、また新たな支援員と初めから関係を築くのはお子さんにとっても親御さんにとっても、
容易なことではありません。
親御さんが大変と感じることは支援員も同じなのです。
私たちは親御さんの想いを背負ってここまでやってまいりました。
もし親御さんからもご意見やご要望があれば、ぜひともご相談いただきたいと考えております。
すぐできることは、すぐやります。
今できないことは、いつならできるのかを明確にします。
もしできないことがあれば、なぜできないのかを説明いたします。
共に汗をかいていただければと想います。
皆さまと共に協力し合うことで、更に働きやすい環境を作ってゆきたいと考えております。
関心をお持ちになりましたら、まずは「ご家族と語る会」へご参加いただければと想います。
ありがとうございました。