皆さんは「ジョハリの窓」というのをご存知でしょうか。
「ジョハリの窓」とは対人関係における気づきのグラフモデルの通称で、
人には4つの側面があり、それを理解するために心理学などで使われているモデルです。
「自分と自分以外の人も知っている自己(開放の窓)」
「自分は気づいていないが、自分以外の人から見られている自己(盲点の窓)」
「自分しか知らない自己(秘密の窓)」
「自分も自分以外も誰からもまだ知られていない自己(未知の窓)」
コミュニケーションを図る上で、一番気をつけなければならないのは、
「自分は気づいていないが、自分以外の人から見られている自己(盲点の窓)」だと想います。
もしかしたら自分が気づかないうちに、相手に迷惑をかけている事があるかもしれません。
自分からは見ることのできない「窓の中」を変える方法を学び、
日々成長をして行くことはとても大切だと想います。
相手目線に立ち、いただいた指摘をまずは受け入れることが、改善の近道なのではないでしょうか。
アイエスエフネットグループは一般的に就労が困難とされている方々を積極的に雇用しており、
実に様々な方が共に働いています。
中には障がいの特性により、感情のコントロールが難しい方や、
想ったことを素直に言葉にしてしまう方もいます。
採用の際、多くの企業では面接があると想いますが、
「他の会社に受かったらそちらへ行きます」と言ってしまう人を雇用する企業は少ないのではないでしょうか。
ですが想ったことを素直に言葉にしてしまうということは、
上司に対してなど他の社員が言いにくいことや、ともすると見過ごしてしまいがちな些細な問題も指摘してくれます。
ストレートな言葉は時に耳が痛いこともありますが、
会社にとって、とても大切な言葉が含まれているのだと想わずにはいられないのです。