南青山・骨董通りにある創作料理レストラン「l’artisan(ラルティザン)」にて、6月の「1日かばん持ちインターンシップ」にご参加いただいた学生の皆さんより、
今回のインターンシップについてレビューを行なっていただきました。
渡邉代表に1日同行いただいた体験やイベントへの参加、
ハーモニー就労体験会を通して感じたことや気付きなどについて発表していただきました。
いただいた発表内容より、一部をご紹介させていただきます。
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お互いの違いを認め合い多様性として受け入れ、
会社が社員を家族として最後まで責任を負うという気持ちが感じられました。
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幅広く雇用を創造されており、様々な価値観を持つ方々と出会う機会があり、
多方面から自分自身を見つめなおすことが出来ました。
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仕事を通じて出来なかったことが出来るようになり、
会社全体で表彰を行なうことで、本人以外も笑顔になれると感じました。
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皆さん個性を活かし楽しく働いており、
自分の個性を出すことが出来る居心地のよい会社だと感じました。
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学生の皆さんに多くの気付きを得て欲しい、という想いでインターンシップを行なっています。
今皆さんは、仲の良い、気が合う人に囲まれていると想いますが、社会に出ると様々な人がおり、
気が合う人ばかりではないということを学生のうちに知っていただきたいのです。
今回5名の方がインターンシップに参加されましたが、その皆さんだけをとってみても様々な方がいます。
国籍や性別などが違いますが、仲間として同じゴールに向け活動するという経験が大切だと想うのです。
インターンシップで経験したことは、きっと皆さんの今後において必ず役に立つと信じています。
私たちは誰しも、生まれた時には究極の利己です。
お腹がすけば泣き、ミルクを飲んで満足すれば眠る。
赤ちゃんは自分一人では何も出来ませんから、
誰かに面倒をみていただかなければ生きてゆくこともできません。
そうやって、たくさんの人の手を借りながら少しずつ大人へと成長してゆきます。
成長するにしたがって、少しずつできることが増え、
人の行動は“利己”から“利他”へと変わってゆきます。
これがとても大切だと私は考えています。
他人のために汗をかく人を見ると、私たちは感動します。
感動とは共感であり、“自分もそうありたい”と想う心ではないでしょうか。
人として大切なものは何かを常に考え、
それは“人として正しいことか” “人のためになっているか”、
この2つを判断基準として考動出来ればと想います。
何か問題が起きたとき、つい言い訳をしたり、
他人のせいにしてしまった経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
その問題の発端は、もしかしたら本当に自分ではないのかもしれません。
ですが、自分が置かれているその状況を作ったのは、
今までの自分の選択の結果であり、一概に人のせいだけではないと想います。
仕事も同じで、例えば、あるマーケット(市場)に対してAさんとBさんに営業をしてもらったところ、
二人とも数字が伸びませんでした。
これは数字が取れない、ニーズのないマーケットへ営業してもらったせいであり、
二人のせいではないと想うのです。
もし、Aさんは数字が伸び、Bさんは伸びなかったとしたらどうでしょう。
Bさんは数字が伸びるやり方が出来ていなかっただけで、
伸びるやり方を教えればAさんと同じように伸びるはずです。
常に当事者意識を持ち課題に取り組んでいけば、目標は達成できるのだと考えています。
人のせいにしていては、結果的には何も解決しないのではないでしょうか。