「3年」

こんにちは、ライフ盛岡メンバーです。

「3年」。

これは先日、私がライフ盛岡に入所してから

経過した年数です。

良くも悪くも、すっかり古株の一人となり、

私自身の事を言えば、4年半お世話になった作業所に

次ぎ、盛岡に来てから2番目に在籍期間の長い場所となりました。

思えば3年前の夏、支援機関からの1本の電話から全てが始まりました。

当初は今やこれだけお世話になっている会社に失礼ながら、
初めて聞いた事業所名に不安を抱いたのも確かでした。

そして、体験期間を経て入所へ。

ライフに入ってみて感じたことは、25歳で一般社会から病気により

「長期離脱」を余儀なくされてから、お世話になったどこの作業所や事業所でも、

味わっていなかった「世界」がそこにはあったという気がしています。

まず、当初は一般社会からリタイアしてから8年くらいたっていて、

その間、A型事業所にいたわずかな期間を除きずっと「ぬるま湯」につかっていたので、

（例えば4年半お世話になった作業所では、風邪で咳き込んでいると

”他の人にうつるから明日から休むように”と指示されるような風土でした）

当初はその厳しさに衝撃が大きく、しばしば勤怠が悪くなるような状態でした。

いわゆる「会社」と名のつく事業所にお世話になるのはA型事業所に通った、

わずかな時間を除き、新卒で入社した会社以来でしたので、本当にしんどくて

仕方ない日々があったのは確かです。

それでも、ここまで継続してこられたのは、支えて下さった色々な人、

例えば両親、支援員さんやこの事業所で出会った利用者の皆さん、

その他様々におりますが、みなさんの存在なくてはとっくに、

またあちこちの作業所等を転々とする日々に戻っていたと思います。

感謝を忘れないとともに、次のステップも真剣に考えなくてはならない

時期に来ていると感じています。

前向きに、頑張っていこうと思います。