先日、アイエスエフネットハーモニーにて、
1月のハーモニー見学会を開催させていただきました。
障がい当事者の方やご家族の皆さまをはじめ、
自治体、出版社、一般企業の皆さまなど、約30名の方がお越しくださいました。
誠にありがとうございます。
今期よりアイエスエフネットハーモニーの代表取締役となった加藤から皆さまへ、
当グループの取り組みやその想い、また今後の方向性などを中心にお話させていただきました。
また、渡邉代表からは今後も続く「ご家族と語る会」や「父母の会」について、
ご説明させていただきました。
今期の「ご家族と語る会」では、個々ではなかなか読み解きにくい、
障がい者にまつわる法律の話や各種手当てなどについて、
お伝えしていこうと考えています。
「父母の会」はそれとは少し異なり、父母の皆さまが主催し、
意見交換などを行っていただく会となります。
当グループはオブザーバーということで同席させていただき、
専門的な観点からの意見が必要になった際は、
相談にのらせていただくといった形をとっております。
情報を知る上で、とてもよい機会となっています。
いただいたご質問の中から、一部ご紹介させていただきます。
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【質問】
高齢者の採用はなかなか難しいと想いますが、
アイエスエフネットではどのようにお考えでしょうか。
【回答】
アイエスエフネットライフ 沼津事業所では、
60歳以上の方をこの1年以内で数人採用し、現在お仕事をしていただいております。
仕事ありきの雇用ではなく、シニアの皆さまがこれまでに培ってきた強みを理解し、
「この強みを何に生かせるか」と考えていかなければならないと想っています。
また、要支援の状態にあるシニアの方を、
雇用につなげていきたいとも考えています。
ライフ沼津事業所が入っている雇用創造オフィスは、
デイサービスもありますので、
そこで元気になったシニアの方に当グループで働いていただけたらと考えています。
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次回のハーモニー見学会2月13日を予定しております。
見学会はどなたにもご参加いただけますので、
関心をお持ちの方はぜひ足をお運びください。
・ハーモニー見学会
http://www.isfnet-harmony.co.jp/kengakukai.html
・セミナー・見学会情報 2015年
http://www.isfnet.co.jp/seminar/2015/index.html
現在、ライフ大阪を利用されている方やそのご家族、
そして今回会場としてお借りした、福祉専門学校の生徒さんなど
約80名の方にお集まりいただきました。
いただきました質疑応答の一部をご紹介させていただきます。
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【質問】
現在移行でお世話になっており、実習にも行かせていただいています。
親としてはアイエスエフネットグループで、お世話になりたいという気持ちがあるのですが、
もし他の企業に就職した場合でも繋がりは持てるのでしょうか。
【回答】
ご本人が行きたい会社へ行くべきだと思っております。
今後も「ご家族と語る会」に参加していただき、ご家族と繋がっている事で、
何かあった場合にはお子さんとも繋がることができます。
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【質問】
医療機関に求める事がありますか。
【回答】
連携し、協力し合うことができればと感じております。
特に精神科においては、診察時のヒアリングだけではどうしても限界があるのではないかと想いますので、
現場で起こっている情報を吸い上げ、企業との垣根をなくし
お互いに協力し合っていければと考えています。
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少しでも関心をお持ちになりましたら、ぜひこうした会にご参加頂ければと思います。
どうもありがとうございました。
・アイエスエフネットライフ大阪
http://www.isfnetlife.com/office/isfnetlife-osaka.html
自分と同じ考え、価値観の方や、
同じような環境・境遇の人と一緒にいると、
想いや考えを理解してくれるので、
とても心地よい状態である場合があります。
逆に、境遇や価値観などが異なる場合、
相手の想いや気持ちを必死で考え理解しようとするため、
時にはストレスに感じることがあるのではないでしょうか。
ですが、そのような環境のときこそ人は成長できる、
とアイエスエフネットグループでは伝播されています。
違う視点や価値観が異なると、
新しい発見や気付きを得る良い機会になるかもしれません。
そうした経験の繰り返しで、様々な方向から物事・事象を捉えられるようになり、
人はいくつになっても成長し続けることが出来るのだと思います。
ただ単にこれをやってくれと言うのではなく、
考えるという内容を含めることが大切だと伝播されています。
依頼・指示を受けた人にとっては、“考える”という内容があることによって、
ただ単に言われた仕事ということではなく、
任されているという自信と責任感を持つことができます。
また考えるということで、創造力や問題解決能力を高めることができます。
今の時代において重要なのは、トライし失敗してもそれに懲りることなく新しいものを創り出し、
課題解決を行おうと、ど真剣に考える力ではないでしょうか。
残念なことに、私たちには記憶するという習慣はあっても、
考えるという習慣がなかなか身につきにくいように思います。
考えるという習慣を身に付けるためには、
指示をする人が指示を受ける人に十分に考える余地を与え、
考えるということを習慣化させることが重要だと思います。
愛ぼら清掃活動などのボランティアを始めてから10年ほどになりますが、
今では全国各地や海外拠点などでも行われ、
多くの方が参加していただけるようになりました。
ボランティアを始めた時から心がけているのは、汗、利他、そして継続です。
自分が手本となり、相手に背中を見せる。
汗、利他、継続には、人の心に響く力があり、
年齢差、性別、国籍の違いなどは関係ありません。
相手に考動してもらいたいと願うなら、言葉だけの指示ではなく、
まずは自分から、汗、利他、継続する、という姿を見せることが大事だと、
アイエスエフネットグループでは伝播されています。